なぜ、こんなにも体がゆがんでいる人が多いのか、根本の原因を知っていますか?
もちろん、世の中がどんどん便利になって運動量が減ったというのも一理ありますがもっともっと根本的なことです。
それは、「フラットな固い地面」です。私たちの先祖が地球に生まれた時はこのフラットな固い地面というのが皆無でした。
地面はかならずボコボコしていて不安定で雨が降ったらぬかるんだりもしたでしょう。だから、私たちの先祖は無意識に足を相当つかっていたはずです。しかし、現代社会ではこのフラットな固い地面が9割です。
そうすると、何が起きるのかというと今までは無意識で使えていた足裏が全く使わなくても歩けてしまうので退化してしまうということです。
そして、足指を使わないことが足の裏のアーチを崩し、体の土台を失ってしまいます。土台が全くできていないところに、高層ビルを建てることができないようにまっすぐな体になれるはずがないのです。
足指を使う感覚を失った人は、例えば重たい荷物をもちあげるときや片足でバランスをとるときなども足指を使うことができず、ぎっくり腰いなったりゆがみを助長させてしまいます。
本来なら、重たいものを持ち上げるときは、決して腕だけで持ち上げようとはせず必ず親指の先端を地面につけ、他の4本の指もしっかり踏ん張りさらにお腹を凹ませて(丹田に力が入った状態で)全身で重いものを持ち上げます。
でも、普段指を使うことができない人は、肝心要の土台が崩れているので腰骨を支えられるはずがないのです。そんな風に、故障は起こるべくして起きています。
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立ち方NGポイントは
・親指の付け根や外側に体重がかかり
先端が浮いている状態
→先端の皮膚がキレイな人はNGです。
※先端とは爪のすぐ下の皮膚です・
・4本の指の付け根に角質がある
・かかとに角質がある
・バレリーナのようにつま先を指先まで
伸ばすことができない
(力が入らない)
などです。
そして、これは30代以降だと8割くらいの方がこの4つのポイントのいずれかに該当していると思います。
それくらい、多くの方のボディーが止められる退化を起こしています。足は本当に大事です。私は体の中で最も大切なところが足だと思っています。(内蔵を含めず、外側の部位でいうと)
体幹部分ではなく、足の方が大事です。足が崩れていたらいくら体幹を鍛えても、ゆがみ続けてしまいます。