ダイエットをしていると、炭水化物やタンパク質、ビタミンなど身体に必要な栄養と、
どうしても向きあうことが多くなるかと思います。
基本的にダイエットというのは、カロリー摂取とカロリー消費のバランスなのだけど、
この栄養素というのをしっかりと把握しておかないと、
ダイエット事態がとんでもない方向に向かってしまうこともあります。
それは健康的に見て、非常に危険な状況になるわけですが、
何がどう危険なのか、把握することはとても大切です。
例えば、炭水化物は太る原因だとされていますが、
それはどうしてなのか?
炭水化物というのは、身体を動かすのに必要なエネルギーのことで、
これがないと基本的には身体は動きません。
ただ、逆にエネルギーが有り余っている状態だと、
これを身体に蓄積しようとします。
これが脂肪となるのです。
本来、糖である炭水化物が身体の中で脂に変化し、
それを蓄えるというのは、不思議な気がしますが、この流れが太るということになります。
じゃあ、炭水化物を摂取しなければ良いのかというと、
エネルギーが足りないと、今度はたんぱく質を分解して身体を動かそうとします。
つまり、炭水化物がなくても、たんぱく質で何とか身体は動くわけですが、
こうなるとたんぱく質が身体の中から減ることになります。
たんぱく質というのは、筋肉などを構成するのに必要な栄養素ですが、
これがなくなるということは、筋肉などが失われていくことになります。
これが進むと最終的には、やせ細っていってしまうことになります。
結果として、ダイエットに成功したとしても、
どんどん筋肉が失われていってしまうために、痩せにくい身体になります。
こういった形で痩せたのでは、リバウンドしやすくなります。
それもそのはず、無理をしているから。
そんな無理がこの先ずっとも続かないし、続いたとしたらそれはそれで問題です。
身体によろしくない。なぜなら筋肉が減ってしまったことで、
日常的に消費されるカロリーが減ってしまうことになるからです。
始めにダイエットは摂取カロリーと消費カロリーのバランスだと説明しました。
この消費カロリーが減るのですから、食事を元に戻せば太るのは当然ですよね。
ダイエットのみならず何事も「バランスをとる」って難しい。
このバランスのとり方が上手い人って仕事や人生において
人より先を行けるような気がするんです。ダイエットって奥が深い。
自己啓発的な意味合いも込めてこの記事の内容については突き詰める必要があると思います。